「児童福祉週間」未婚・子なしのアラフォーが伝えたいこと

児童福祉週間 つれづれ
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厚生労働省は、5月5日からの1週間を「児童福祉週間」と定めています。

厚生労働省 児童福祉週間
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/jidouweek/index.html

子どもの健やかな成長、子どもや家庭を取り巻く環境について、わたしたち国民全体で考えようという1週間です。

わたしは未婚で子どももいませんが、2年ほど前から子どもの子育てサポーターをしています。

「児童福祉週間」ということで、わたしの子どもたちへの思いを綴ります。
最後までお読みいただけたらうれしく思います。

わたしが子育てサポートを始めたワケ

子どものいないわたしが子どものサポーターを始めた理由は2つあります。

1つ目は、大学のスクーリングで社会問題である超高齢化社会虐待問題に何度も直面したためです。

2つ目は、スピリチュアルな視点だけでなく、心理学の授業を通し、改めて「幼少期の体験が成人してからも、心に影響を与え続ける」ということを理解したことにあります。

わたし自身は虐待を受けていませんが、繊細な子どもで、幼少期のキズをなかなか癒せずにいました。
こうしたことは、わたしだけではなく多かれ少なかれ誰もが経験しているはずです。

心理学者のシャド・ヘルムステッターによると、わたしたちは生まれてから成人するまでに、一般的な家庭に育った場合であっても、148,000回もの否定的な言葉を聞いて育つそうです。

このように否定的な言葉を聞いて育てば、わたしたちの脳は「できない」「無理」といったネガティブな思考回路がプログラミングされてしまいます。

では、これが虐待のある家庭の子どもだったら?
たとえ成人して親元から離れられたとしても傷は簡単には癒せません。
克服するのに、たくさんの時間とたくさんの経験が必要です。

サポートをする中で感じたこと

子どもたちと触れ合う中で思うのは「世のお母さんはすごいっ!」ということです。
よほど余裕がなければ理想的な育児などできないのではないかと思います。

だからこそ、社会全体で子どもを見守れたらいいなと思っています。

この地球に生まれて、たった数年しか経っていないのに、子どもたちはたくさんのことを知っていて毎回驚かされます。

子どもは全員かわいくて、ユニークな存在で、天使です。

わたしが子どもたちに与えたいと思っていましたが、実際には子どもたちからたくさんの貴重な体験を受け取っています

虐待について

ニュースで虐待事件が報道されれば、ひどく胸が締め付けられます。
多くの人が虐待した親に対して憎しみを覚えるかもしれません。
もちろん、わたしも同じように思ってしまいます。

しかし、それで終えては何の解決にもなりません。

その親も虐待の過去を持つことが多いそうです。
加害者は被害者であったかもしれない。

その一歩手前で、誰かがブレーキをかけることができていたとしたら、最悪の事態にはならなかったかもしれないのです。

子ども虐待防止 オレンジリボン運動
https://www.orangeribbon.jp

里親制度について

生みの親と暮らない子どものうち、里親などの家庭で暮らしているのは2割程度で、その多くは施設などで生活しています。
先進国の多くは、7割程度が家庭で育っている現状があります。

未婚で1K暮らしだと里親はできませんし、本当に大変なことだと感じるので、「里親をやろう」などとは言いません。
まずは「知ること」が大切だと思っています。

子どもたちに家庭をプロジェクト
http://nf-kodomokatei.jp

トラウマが生涯の健康に影響

子ども時代のトラウマは、心への影響だけではありません。

YouTubeで2015年に公開されたTED、小児科医のナディン・バーク・ハリス医師の「いかに子供時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか」を見て、衝撃を受けた方もいらっしゃると思います。

1万7,500人の成人に小児期の逆境体験(ACEs)と健康結果の調査でACEスコアが高いほど、健康結果は悪い」ということがわかりました。

4つ以上ACEスコアのある人はスコア0の人に比べ、うつは4.5倍自殺願望は12倍でした。

7つ以上のACEスコアがある人は肺がんになるリスクが生涯3倍などの結果も出たそうです。

ハリス医師は最後に「この問題を間近で見つめること。そして、これはわたしたちみんなの問題と認めることだ」と説いています。

How childhood trauma affects health across a lifetime | Nadine Burke Harris

子どもが好きな独身の方も、たくさんいらっしゃると思います。
子育て経験がなくても、資格がなくても、子どもと触れ合える場はたくさんありますから、興味があれば探してみてくださいね。

また、子育てで大変な思いをされているお母さん、心配しないでください。
一見、周りが子どもに無関心かのように見えているかもしれませんが、わたしたちは温かい目で見守っています!