アロマの王道ともいえるティートゥリーは、フレッシュでスパイシーな香りです。
オーストラリアの先住民であるアボリジニは、ティートゥリーの木を「健康に欠かせない木」として大切に利用してきたそうです。
さまざまな役立つ作用があるので、常備しておきたいアロマのひとつでもあります。

ぴご
ティートゥリーは
使い方がいろいろあります!
使い方がいろいろあります!
ティートゥリーの作用について
ティートゥリーの香り成分のおよそ50%が、体内の流れの滞りを除去したり、抗炎症作用や抗ウイルス作用があるモノテルペン炭化水素類です。
そして、残りの50%がモノテルペンアルコール類で抗菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用や免疫調整作用などがあり、風邪が流行する季節などに、とくに大活躍するアロマです。
人の出入りが激しい場所や店内のリフレッシュでの、感染症対策にもオススメです!
寝る時にもオススメ
モノテルペンアルコール類のテルピネン-4-オールは、副交感神経を強壮するためスパイシーな香りですが、心を休めてリラックスしたい時にもオススメのアロマです。
副交感神経を優位にするので、喘息持ちの方は「喘息時には控えた方がいい」と思います。
とはいえ、わたしも軽い喘息持ちですが、普段からティートゥリーを愛用しています。
ティートゥリーはラベンダーと香りの相性がいいので、寝る時にティートゥリーとラベンダーをティッシュに数滴落として、枕元に置いて眠りにつくのもオススメです。
風邪かな?鼻詰まりがある時に
鼻詰まりがあり「風邪っぽいな」と思った時に、わたしがまずやることは「吸入」です。
- カップまたはガラス瓶に、60〜70度程度のお湯を入れて、ティートゥリーオイルを数滴垂らす。
- タオルまたはティッシュをかけて、湯気が鼻に直撃するようにする。
- 片方の鼻の穴を指で押さえて、開いている方の鼻の穴でゆっくりと蒸気を吸い込む。
両方の鼻で何度か呼吸を繰り返すうちに、かなり楽になります。
ゆっくりと吸わないとむせてしまうので、気をつけてくださいね。
ぜひ、お試しください。
なお、カップに入れたまま放置してしまうと大変危険です。
誤飲しないように、使用後はすぐに片付けてくださいね。
やはり、おすすめの精油はプラナロムです。
プラナロムの蒸留植物は自然に近い環境で栽培されているそうです。